漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

シンタのつどい

■三年ぶりの「シンタのつどい」in倶知安。全道から若者支援や教育がらみの実践をしている人達が集まって、話を聞き交流しながら飲み食いする集まり。去年の函館は行く予定だったが、高熱を出して行けなかったからな。今年は大丈夫だったぞ。久しぶりに中山峠経由で倶知安に行ったが、思いの外早くついた。倶知安が目的地なら、こっちの方がいいな。

■会場になった「冒険家族」は比羅夫小学校だった建物を利用した施設で、元の体育館に集まったのだけど、小さいなあと思ったよ。小学校だからということでもないのだろうけど。

■初日は、環境共育事務所うてきあにの太田さんのお話し。ワークを交えながら二時間ほど。印象に残ったのは、団体毎に異なる分野の事業が進められていくうちに同じような形をとっていく様が、「収斂進化」と言えるという話。例えば居場所的な事業の中で育つ人は麻雀を覚えるというのは、漂流教室や千葉のネモ、こないだJDECで会った八ヶ岳サドベリーの人などなど、その一つなのではないか。まあ、この辺りはネタみたいなものだけど、利用者への接し方や進路の見つけ方など、この視点で考えるのは面白そうだ。

■夕方からのBBQは生憎の雨の中だったが、美味かった。特にたけのこ。炭火に入れて焦げるくらいに焼けた皮を剥いて中でほくほくになったやつにかぶり付くと、土のミネラルが塩気がわりになっている滋味が口にあふれて、もうビールを飲むしかない。

■夜はそれほど遅くならないうちに就寝。睡眠時無呼吸症候群を治療するマシーンCPAPのおかげで、周囲にいびきをまき散らすことなく寝られるのはいいねえ。(火曜日)