漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

夢を見た

■夢を見ました。季節は夏の午後です。私は漂着教室にいて、利用者が14人くらい。見たことない利用者たちが沢山いて、途中から来た山田さんが「あの子はあの子のお兄ちゃんであの子は○○ちゃんだよ。」と教えてくれます。たまに漂着教室に来るスタッフが、風邪をひいたのか凄い声をしていました。そしてなぜか漂着教室にある食器棚にフィギアが沢山飾ってあり、そのフィギア達は音を流すと踊り出します。それを見ていた利用者が真似して踊って転んで泣いていました。

■あっちこっちでみんなバラバラなことをしていました。私はこの人数に圧倒され茫然と入口の前で立ち尽くしています。すると、見たことない利用者(誰かのお兄ちゃんらしい。小学生)が名前を聞きに来てくれました。私はしゃがんで「茂木だよ。」と言うのですが、上手く「茂木」の発音が出来ず、「のぎ?ふーん」と言われ、その子はどこかに行ってしまいます。それが少しさみしくて、「そうだ、麻雀をしよう。きっと誰かが集まってくる。」と思い、なんとかスペースを確保して雀卓を広げようとしたところで目が覚めました。

漂流教室の夢を見たのはこれで二回目です。一回目は訪問の夢。訪問先の子とご両親がごっちゃごちゃになっていて(親と子がトレードしている)私対4人で訪問してる夢。そして今日は漂着教室の夢。

■なんとなく、今こうして漂着でのんびり過ごしている利用者たちを見て、「漂着はやっぱこうだよなあ。」と安心しています。そうだ、今日の夢の感じは、去年の夏に札幌自由が丘の子たちが漂着に遊びに来た時の感覚に似てるんだ。子供たちが帰った後は、まるで夏の午後の体育の授業を終えた後みたいだった気がします。

■夏の夢を見たのは寝ていて暑かったせいなのかな。それとも夏が恋しかったのか。そして次はどんな漂流の夢を見るんだろう。