■今日は、これから私の通っている専門学校主催の恒例行事、ピアノ発表会があります。私は三回目の発表会になります。
■最後の発表会となる今年は、ショパンの「革命」という曲に挑戦してみました。この曲は、祖国、ポーランドを出国したばかりのショパンが、旅の途上で、祖国を支配していたロシア軍に対しての革命が、失敗したという知らせを聞いて、その絶望と怒りをピアノに向かって吐き出した曲だとされています。うねるような左手のアルペジオに乗って、右手が怒りのオクターブを叩きつけます。祖国と自らの悲運を呪うショパンの悲痛な叫びが聞こえてくるような曲です。気になった方は、是非一度聴いてみてください。
■しかし、少しだけショパンを語らせてもらった私ですが、実際のところそれほどピアノが上手なわけではありません。また、緊張しやすいタイプなので、本番にも弱いです。４時間後に発表会があるのですが、今から緊張してきました。いや、朝起きた時からもうすでに緊張していたかも。
■四苦八苦しながら練習している最中に、「もっと簡単な曲を選択すれば良かった。」とか、「皆の前で弾いて失敗して恥をかくくらいなら、発表会は欠席しようかな。」という、ずるい考えが何度も頭をよぎりました。が、一つ一つの出来事を、やり遂げて、乗り越えていくことで、人はまた少し成長していくのだと信じているので、
気合いと根性で臨んでいきたいと思います！
