漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

やればやるほど、

■先週、ようやく車を購入。初めての買い物だったので、後々「ああすれば良かった」とか「もっとこうしておけば良かった」と、思う事は多々ありますがとりあえず次に活かそう、ということで。
■ところで、「知れば知るほど(やればやるほど)不安になる」というのが、私の中に常にあります。例えば、専門学校で学んでいた「保育」の勉強では、勉強すればするほどその仕事の責任の重さを知って、「私に保育士は務まらないんじゃないか。」とずっと思っていたし、ピアノやギター等の楽器を練習していれば、音の出し方ひとつさえ今のままでは駄目なんじゃないかと思い始めてくるんです。
■それが、「もっと上を目指したい(上手になりたい)」という理由なら、向上心があるだけの話なんですが。私の場合、自信がないから練習(勉強)して自信をつける。ということにならないんです。楽器の場合だと、「少し弾けるようになる→今までのは弾けているうちに入らなかったんだ。もっと練習しなくては。」というループに陥るわけです。つまりやっぱり、やればやるほど不安になる。
■でもこの考えを私の周りの人に話しても、なかなかわかってもらえない。「不安だから練習(勉強)するわけで、やって不安になるわけがない。」そうです。確かに漫画やアニメなんかを見ていても、「あんなに練習したんだから大丈夫!」というセリフはよく目にします。そうはいってもさ〜頭では理解しててもさ〜不安になるんだよ〜と、いつも思います。
■そんなこんなで、私はいつも自信のないまま、ピアノの発表会に出たり、試験に臨んだり、同じ事を勉強し続けているんです。しかし最近そんな自分がとっても面倒になってきたので、そろそろ自分の中で「踏ん切り」や「止め時」なんかを見つけなくてはな。と、思っています。誰か教えてくれないかな。