■札幌市が来年度につくる、新しい不登校支援センターの検討会議に出る。改めて不登校は難しい。ここが悪い、ここをこうしたら、という例はいくらでも出る。しかし、こうすべき、が決まらない。それぞれに見ている事例が個別すぎるので。「群盲象を撫でる」という言葉を思い出す。
■仕組を、施設をつくるというのは、何を切り捨てるかなのかもしれない。漂流教室だって、いろいろ切り捨てている。その分を補完するために他団体とつきあいがある。
■一方で、いかに例外を取り入れるかだとも思う。不登校生じゃない子供も来れるよう、義務教育が終わっても来れるよう、親も来れるよう、無関係な人も来れるよう、広げておきたい気持ちもある。
■どっちにせよ、こうやって仕組をつくるところから関われるのは楽しい。