■訪問先からメールが来て、斉藤和義が「ずっとウソだった」という歌をうたってる、と教えてくれた。「ずっと好きだった」を替え歌にした原発のプロテストソング。こんなにストレートなのはタイマーズかブルーハーツ以来じゃなかろうか(もしや本人じゃなくて"そっくりさん"? それこそタイマーズのようにな)。ネットにアップされては削除のイタチごっこらしいが運良く見れた。
■こんなときだから、「ひとつになる」はダメなんじゃないか、と思っていた。大きな出来事のあとは、いろんな人がいろんなことを思い、考える。いろんな目に遭う。それを「ひとつになる」ことで消しちゃダメだ。
■歌詞はナイーブだが、応援ソングばかりなところを斉藤和義は抵抗を選んだ。それは大事なことだと思うし、カッコイイと思う。しかも、ようやく「歩いて帰ろう」以上の代表曲になった歌を替えて。自分の気持ちを消してない。
■でもねー。「ひとりでいる」もダメなんだよねー。「ひとりでいる」は「ひとつになる」の変化形だもんね。
■漂着教室に来た子から、AKB48のムック本を見せてもらう。メンバーより、コメントを寄せてる人の方が知ってる。オーケンとか石丸元章とか杉作J太郎とかマーティさんとか。江川達也の描く似顔絵が全然似てなかった。(よく見ると『タモリ倶楽部』的メンツだな)