漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

気になるのです

■雨に加えて大風。自動車が横にふられるくらい。

■新しい訪問先へスタッフの顔合わせ。4月を前に訪問が終わるところもあれば、こうして始まるところもあり。トータルでは増。

発達障害の通級教室について。定員10名は、一日の受入れが10人なのか、教室の定員が10人なのかでちょっと変わってくる。前者だと延べ50名の受入れが可能になる。ただその場合、配置の教員が1名という点が気になる。アスペルガーADHDもまとめて10人を1人の教員が見る、というのはしんどいんじゃないかな。予算の問題もあるのだろうが、こういうときこそ「学びのサポーター」を入れるとか、人手を増やす方法はあるはずだ。北九条小学校は道教大のサテライト教室があって、そんなところが選定理由になったのかなと思ったり。

■そして、担当教師は誰にどんな形で仕事の相談をするんだろうか。1人は思ってる以上にきつい。

■と、いろいろなことが気になるのだった。やるからにはうまくいって欲しい。

■通級教室での授業は「自立学習」という扱いで、在籍校の授業時間に振替可能とのこと。個別指導とグループ指導で週2回のプログラムを考えているとのことだったが、フリースクールの実践もそういう扱いにできないものだろうか。

教員が子供の状態に応じた教材を使ってふだんの学習の補充をするほか、人とのかかわり方などを教える (3/13 北海道新聞朝刊)

って、多分大方のフリースクールではもうやっている。