漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

場につく

■おおお、寒いではないか。早くタイヤを交換せねばならぬ。

■今日も今日とて問い合わせ電話や見学など。ご飯を作ったりもして、夜はスタッフの研修も。

■夜、この間のケース会議についてスタッフに報告。話しをしながら、訪問とフリースペースでの接し方の同じ所・違う所について少し考えた。どちらも時間をかけて繋がりを生む点は同じ。しかし、訪問では人と繋がるところをフリースペースでは場所と繋がるようにスタッフが動くという点は違う。「人に会う」から「場所に行く」への転換の下地を作るようにできているか。もっと言えば、やってくる人の色を出す触媒が人ではなく場所になっているか。理想はやってきた人たちのみで繋がり、何かを始めることだ。例えば、卓球はぼくや相馬を誘わずに来室者同士でやることも多い。これの延長線上に漂着教室の有り様があると思う。これをうまくしないと、漂着教室に来る人にマンツーマンで接するスタッフがいなければならないことになってしまうしね。