漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ひとりきりの1時間

■朝9時に「漂着教室」を開けて、子供らが来るのが10時頃。この間の1時間は他のスタッフもいない、ひとりきりの1時間だ。この貴重なひとりの時間をどうするか。大抵は連絡業務や訪問のまとめなどで潰れるが、寝不足の日は仮眠をとったり、身体がなまってるなと感じたら軽い運動をすることもある。1時間て結構いろいろ出来る。

■最近は、メトロノームに合わせて4分音符を16分音符に分けて叩く練習をしている。メトロノームが1回振れる間に均等に4つ叩く。熱中して叩いてると、ふと、自分の仕事が何なのか分からなくなる。

■世の中に対して別に斜に構えなくてもいいんだと気づいた、と訪問先の高校生が言う。早いなおい。俺がそれに気づいたのって30歳過ぎてからだぜ。すげーなーと感心する一方、そんな10代でいいのかと思ったり。気づいたのはエラいから、後は知らなかった振りして、せっかくだから尖っていこーぜ。ボーイズ・ビー・シドヴィシャス。