漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

つどい2日目

■朝、起きると妙に身体がだるい。風邪もはやってるし、もしやと思って午前中いっぱい様子を見たが、何とかなりそうだったので、出かけることにした。先ず、札幌自由が丘学園の学校祭へ。ちょうど午後のプログラムのための移動時間で、何も見ることは出来なかったのだが、雰囲気だけでも味わえたのでよかった。本当に「学校祭」という感じでした。自由学舎クラムボンの人たちも見に行ったはずだが、どんな感想を持ったか聞いてみたい。

■その後、「全道のつどい」へ。既に分科会は始まっていて、話の腰を折るのも気が引けたので(あまり話すこともなかったし)、休憩室で子供と遊んで過ごす。たまに会場をふらふらして雰囲気を伺ったが、これまでに比べ和気藹々としているというか、やわらかい印象を受けた。あくまで全体の雰囲気のことで、個々の分科会では違ったかもしれないが、衝突したり暴走したりということはなかったんじゃないかな。また、知らない顔が結構多くて、世代が一回りしたんだなと感じた。その分、主催側が運営に専念できる余裕ができたのかもしれない。

■参加者は恐らく70名ほど。函館、帯広、北見、豊富と本当に全道各地から集まった。この会に出ることで何かが一気に変わることはないけれど、困ったとき相談が出来る当てができただけでも、心持ちはずいぶん違うはずだ。

■俺の訪問先の子も来ていて(2日とも来てた)、自ら進んで、または請われて饒舌に語っていた。知ってる人のいないところで、思うまま自分のことを語れるって多分大事なことだ。多少脚色しても知らない人ならバレない。こうありたかった、こうやりたかった"仮定の自分"を実験してみることができる。物語化は過去にケリをつける有効なやり方だ。家族の悪口も言えるしな。