漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

空を飛ぶ

■晴れなのだが、さわやかな気温で風が心地よい。通信作成しながら、自由が丘と連絡をとったり。その後、訪問と送迎。

■人と話しをしている中で自分の考えが一つの形になっていくことがある。最近、どう生きていくかを話していて、鳥が空を飛ぶ様に例えたのが何となくうまかったので書き残す。

■鳥が空を飛ぶときは、ずっと羽ばたき続けているわけではなく、羽を広げてぼーっと流される時もある。時には突風にあおられて思いも寄らない方角に行くかもしれないが、流されたところでまた自分で羽ばたいて望む方向に行けばよいとわかっているのでそれほど焦ることもない。より長く空に留まろうとするなら、羽ばたき続けているのではなくぼけらーっと風に吹かれる必要もある。お腹が空くなら餌を求めて目を動かせば良いし、眠りたいなら枝を探して降りればよい。

■ちなみに空で過ごすことは、自由な時間空間を過ごすということを例えているのではない。人生の時間の流れを生きていくということの例えで使っている。