■訪問1件。向かう途中、道端にタンポポを見つける。山ではコブシのつぼみが膨らんでいる。
■訪問先は高校生。新しい教科書を見せてもらう。『こころ』が載っていて、不思議とほっとする。自分が習っていたものと変わらないものを習っていて欲しいという感覚。「教育」というのは、どこか世代の繋がりを期待されてるものなのかもしれない。
■夜は、スタッフの横山さん推薦の店で飲む。「ぐだぐだ」という料理がおいしい、と言うから探したが、ない。正しくは「ずるずる」という料理だった。まあ似たようなもんだ。ちょっと水木しげるが描く妖怪っぽい。半熟卵やオクラなどズルズルすするものばかり混ぜてあるから「ずるずる」なのだが、それを海苔で巻いて食うから、実はそんなにズルズルしない。「ずる巻き」というのが正しい名称だと思う。