漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

久し振りに紙面登場

あざとき表紙

■本日の道新朝刊教育面、「不登校4年連続減」なる見出しの特集記事に「漂流教室」の名前が。取材を受けてからはや一ヶ月。記事にはならなかったかと半ば諦めていましたよ。よかったよかった。同記事中より一部抜粋。「『漂流教室』の山田大樹代表(34)は、『統計に一喜一憂するのではなく、個別のケースごとにカウンセラーが何をしたか、学校がどう対応したかなどを検証し、経験を共有する仕組みが必要ではないか』と話している」。記事の副見出しは「カウンセラーや校外支援が効果」。取材のあった日の日誌はこちら(→http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060809/p1)。

■上写真、左は文科省の委託を受けて札幌市環境生涯学習NPO委員会が作成した「あなたが創る、まちづくり読本」。左は今回作ったフリースクールのガイドブック。ちょっとわかりづらいかな。同じように表紙に双葉があしらってあって、並べるとあざとさがよくわかる。誰だデザインしたのは。済まん俺だ。

■ガイドブックは「と・ざ・ん」の渡邊さん、自由が丘の金澤くんに山田、相馬の4人でわらわらと作ったのだが、こうやってひとつ場所で同じ単純作業をするというのはなかなか楽しい。以前、訪問先で内職やりたい、と日誌に書いたことがあるが、とりとめのないことを話しながらの軽作業は、つかず離れずの微妙な一体感があって心地よいのだ。と書いてから、ふと「と・ざ・ん」のサイトを見たら、同じようなことが書いてあってムカついた。うきー。真似したわけじゃねーぜ。(9/4昼)


■訪問2件、休み1件。ある訪問先で、互いの恥ずかしい話を交換して笑い合う。こういう打ち明け話のような遣り取りも微妙な一体感が生まれるね。何でも暴露するわけでもなく、しかし安パイな話をするわけでもなく、案外知力を要するものでもある。

■2年ほど前に訪問してた先の子からメール来る。何だか頑張ってるようです。単純に嬉しいな。仕事するにも張りが出るぜ。張りが出ても、見た目はそう変わんないけどな。こう、奥の方がちょっと違うのですよ。(9/4夜)