漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

脈々と

■市役所へ行ったり税務署へ行ったりばたばたと。すべては5月2日が休日だと勘違いしたからです。あそこで済ませておけば、全部金曜に回らなくてもよかった。まったく。

■14日に稚内は「宗谷管内学び愛フェスタ」という催しで、先生方の前で話す。分科会名が「中学生の心をつかむには」。多分、これまでつかんだことはない。ただ、先生とは違う方法でかかわってはいる。そういう話をすればいいのかな。時間はなんと二時間。長いぜ。いろいろ構成を考えていたが、さすがにそろそろ形にしないと、もう一週間しかない。

■先日、夕方のニュース番組でシュタイナースクールいずみの学校と、札幌自由が丘学園が取り上げられていた。フリースクールではなく、オルタナティブスクールの特集というのが新しい。構成も不登校を前面に押し出したものではなかった。こういう学校もあるが、一条校に入らないため補助もなく、学習しても成績も認められないという内容。国会上程が決まった「多様な教育機会確保法案」は不登校対策法になったが、学校の枠組みを広げようという動きは、地下水脈のように流れ続けているのかもしれない。

■だとしたら、漂流教室はどうしようか。さすがに「学校」には入らなかろう。やっぱり児童館や公園コースだよなあ。