漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

「サポ大」と略してみる

■「♪カントリーガール君の微笑みは草原のにおいがする〜」。ラジオから懐かしい曲が流れてきた。来年、札幌で谷山浩子のコンサートがあるらしい。頭の中が一瞬にして、かつて聴いていた曲の数々で埋まる。

■日中はフリースクールネット関係の仕事。会報やサイトに載せる活動報告を書く。こういう平坦な文章は疲れる。といって、自分丸出しというわけにもいかないし。

■夕方からは「不登校、高校中退、引きこもりの子どもたちをサポートする大人たちのつどい」の第2回懇話会。しかし、この会の名前は長いな。なんかうまい略称はないものか。参加者は15人。スクールカウンセラーの方など、今回も面白い顔ぶれとなった。

■前回と同じように簡単なゲームをしたあと、懇話会に突入。会は前半後半に分け、前半ではとにかく「やってみたい支援」「あってほしい支援」などを片っ端から出してもらう。それを後半で検討し、情報の共有や具体的な連携などを話し合った。例えば、俺がしてみたいのは、訪問先で子供と一緒に出来る軽作業、内職になるものなら尚よし、というもの。これと恵庭未来の会で行なっている「ハッピーブック」をくっつけてはどうか。そういう具合に繋いでいこうという試みだ。連絡先の交換も推奨した。

■挙がった項目を大別すれば3つ。情報と就労と発達障害。情報は少しづつでも知らしめるしかない。タウンページにも「フリースクール」の項目が出来た。フリースクールネットでも、道内フリースクールのガイドブックを作る予定だ。就労と発達障害については、何か別イベントはどうだろう。

■もともとは講演会ばかり出てても意味がない、もっと自分たちで考えよう、ということでこの会が企画されたのだが、面白いもので、こうやってみんなで車座になって話していると、誰かの講演が聞きたくなる。就労や発達障害についての講演会はそれこそ掃いて捨てるほどあるが、切り口次第で面白いものが出来るかもしれない。次は講演会でどう、と終了後ラーメンを食いながら相談する。


本日の脳内BGM:カントリーガール谷山浩子