漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

休みも込み

■訪問の時間を少しずらしてもらって、小泉武夫の講演会に行ってきた。「世界が発酵を学べば、人類は救われる」。なんでも最近、生ゴミを発酵させてガソリンをつくる酵母がつくられたそうな。それはぜひ欲しい。車に積めば、各家庭で生ゴミをもらって走ることができる。燃料代タダ。ガソリンの値上がりが止まない昨今、夢のような話である。

■塩辛のおいしい食べ方も聞いた。まず川原で石を拾ってくる。それをきれいに洗い、ガスレンジで15分ほど焼く。皿に塩を盛って焼けた石を載せ、塩辛を焼け石であぶって食べる。小泉武夫曰く「食欲の勃起がおさまらない」ほどの味だそう。夏のイベントが焚き火になったらぜひやってみよう。

■訪問は3件。高校生がひとり、登校にドクターストップがかかった、と話してくれた。無理を重ねたのが身体に出たらしい。「鍛える」というのは「休む」も込みのことだと思う。筋トレでも、1日やったら2日休め、という話を聞いたことがある。休んで筋肉が修復する過程でより強い筋肉へと変わるのだとか。動くときには動くときの、休むときには休むときの手伝いをする用意はある。


本日の脳内BGM:ワインレッドの心(安全地帯)