漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

10万kmまであと47km

■あの雪が「昨日よりは弱い」だと。朝起きたら50cmも積もっていたあの雪が。吹雪いて視界が全然きかない中、訪問先に向かわねばならなかったあの雪が。あ、あ、あ、あの雪が。というくらい大変だったんですよ、南区では。「降りつもる雪雪雪また雪よ〜」だ。この冬だけで新沼謙治の「津軽恋女」をラジオでもう10回くらい聞いた。

■あ、でも山田の家の辺りでは、一昨日の雪の方がもっともっとすごかったという可能性もあるか。今も雪が降ってます。ああ、明日もまた雪かきだ。

■石狩かめの会の掲示板で、「頑張る」と「ありのまま」という言葉について話が盛り上がっている。中学生の男の子のところに訪問していると、さすが成長期で、いつの間にやら背が伸びている。俺はどちらかといえば背の低い方なので、並ばれたり追い越されたりでかなり悔しい。しかし、頑張ったって今さら背が伸びるわけでなし、仕方ないこととありのままを受け入れて諦めるしかない。

■今日、北海道神宮の横を通ったら、お参りの車の列が延々連なっていた。ああいう光景を見ると「頑張っとるのー」と思い、「頑張れよー」と思う。もちろん俺は頑張らないから、横をスイーッと通り過ぎてお終い。

■新聞によれば、来年中にも成人対象の国語力調査をするとのこと。50年振りだそうで、まあ頑張ってちょうだい。ぜひ中山文科相も調査対象に入れて欲しいですな。出来得れば、漢字読み書きや語句の意味を問うのではなく、OECDの調査のように、論点を正しく理解し、自分の意見を論理的に述べられるかという設問にしてもらいたい。でも、そうすると俺もヤバイかな。


※本日の脳内BGM:津軽恋女(新沼謙治