漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ラジオの時間

■毎晩、ラジオをつけっ放しにして布団に入る。横になって、聴き取れるか取れないかくらいの音量のラジオに耳を澄ませていると、10分もかからずすとんと眠りに落ちる。一応、1時間で電源が切れるようセットしてあるが、そこまで聴いていられたことは殆どない。

■もっとも、まだラジオがかかっている内に目が覚めてしまったことならたまにある。先日も、イラクで日本人らしき死体が見つかったという速報が入ったときにちょうど目が覚めて、そのまままんじりともせずに朝を迎えた。

■小学生の頃からオールナイトニッポン(しかも2部)を聴いていたので、よく問題として挙げられる子供の夜更かしや昼夜逆転にもあまり強く言う気になれない。ただ、同じ夜更かしでも、真っ暗の部屋で布団に横になって片耳イヤホンで聴いていた深夜放送と、明るい部屋で明るい画面に向かってコントローラを操るゲームでは、少々勝手が違うだろうとは思う。かえって目は冴えるだろうし、その分身体は疲れるだろう。とはいえ、俺だって、ドラクエゼルダの伝説を夜を徹してやってた子供だったわけで、ここでもそう偉そうなことは言えない。

■ゲームもいいけどラジオもね。言えるのはこれくらいがせいぜいである。まったく深夜放送はたくさんの文化を運んできてくれた。その中のいくつかが今の自分を形作っている。

■高校生の俺にオールナイトニッポンで多大な影響を与え、現在はその著書で刺激を送り続けてくる鴻上尚史がラジオに帰ってきた。「ことばの寺子屋」。文化放送なので札幌では少々聴きづらいが、ダイヤルを合わせてみよう。

■変な格好でいたのか、それとも卓球ではしゃぎすぎたか、昨日の夜から腰の左側がつったように痛い。とにかく姿勢を良くしてやり過ごす。今もピンと背筋を伸ばしてパソコンに向かっている。モニターの位置がいつもより相当低い。普段の姿勢の悪さを実感する。

■昨日、ようやく髪を切った。秋用のウィンドブレーカーも出した。着ると片側だけ妙に重い。ポケットに中公新書学習障害(LD)―理解とサポートのために (中公新書)』が入ったままだった。道理でみつからなかったわけだ。