漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

祝日でも

■このあいだ気がついたのだが、高卒認定試験の受験案内は平日日中しか入手できないのだった。なぜなら配布場所が各教育局だから。

https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/6/4/1/8/1/6/9/_/00haifubasho.pdf

ネットから申し込んで郵送してもらうこともできるが、ちょっと手間だ。ふっと寄って持って行けたらいいのに。最近気づいた身分でエラそうなことは言えないけど、土日、祝日も開いているところに置かせてもらえないんだろうか。送料や保管の手間がかかるからやってないのかもしれないけど、たとえば漂流教室が50部とか100部とか受け取って事務所の前に置いておくのは可能なのかしら。まあ、できればもっと便利なところ、エルプラザとか創世スクエアとかに置いてほしいけど。チカホとかね。

■小雨の降る中、芸術の森の謎解きイベントへ。イージーとノーマルはすでに解いて、いよいよ今回はハードモード。さすがに簡単には解けなくて、閉園時間も迫ってきたので家に帰る。ごはんを食べてテレビを見ながらも頭のなかは謎のことばかり。眠る直前に閃いたものの、これ、また芸術の森まで行かなきゃいけないヤツじゃない。月曜は祝日だが仕事なのだ。いつ行こう。

久しぶりにごめんね、ギャバン

◼︎金曜日、久しぶりに対面でメンズリブの集まり「ごめんねギャバン」が開催されたので出席した。コロナ禍になってからオンラインでやったこともあったけど、対面はずっとしてなかった。それなのに今回は本州からの参加者が2名もいて、盛り上がった。

◼︎本州から来た人は保育園で働いていた人で、話の中では皆がそれぞれに幼児期のことを思い出していた。自分が最年長だったわけだが、いやあ流石に45年以上前のことを思い出すのは難しい。結晶化した記憶を眺めるような感覚であった。周りの人の話を聞いても、これまでの人生のどこかで話したことのあるエピソードしか出てこない。全く新しく「あ!あんなことあったわ」と思い出すことは、もう決して無いのだろう。自分の中にあるはずの失われた時間は脳のどこかにしまわれているのだろうか。

◼︎ちなみに、ギャバンの中身については以下のツイートを参照してほしい。参加者は随時募集中。

(金曜日)

札幌市保護者交流会

■札幌市教委主催の保護者交流会があります。子供が学校へ行っていない、行かなくなりそう、そんな保護者へ向けての会です。講演会とグループ交流と。

  • 日時:2022年10月19日(水)9:30-11:45
  • 場所:ちえりあ6階講堂(札幌市西区宮の沢1-1)
  • 定員:100名

参加希望者は札幌市教育センター教育相談室へ電話で申し込み。10月12日(水)まで。しかし、どうしていつも電話のみの受付なのかのう。平日午前の開催も変わらないし。フリースクール職員も参加ってチラシにあるけど、行けないってそんな時間。

グンママナビバ

アンタナナリボ

■子供を包囲して合戦しているような怖い図が流れてきた。


官民垣根越え不登校支援へ 「学び場」多様に 群馬県教委 学校 フリースクール 市町村 | 上毛新聞社のニュースサイト

元は上毛新聞の記事で、学校や教育支援センター、フリースクールなどの民間施設が協力してネットワークをつくり、児童生徒の支援をしようという図だった。その名も「群馬MANABIBAネットワーク」。県教委のつくった図はもうすこし詳しい。

■なんだかんだで「学校」「家庭」が子供を支える二本柱なのねとか、フリースクールは福祉部局の担当になるんだとか、いろいろおもしろい。官民組んでのサポートは必要だろうし、協議会設置は北海道フリースクール等ネットワークでも求めている。およそこういう形になるのだろうと理解はしつつ、どうにも息苦しい。実態は上の図のようになるんじゃないのかしら。各団体が嵐のように情報共有と連携を進め、当の子供は真ん中で慄いている。ずっとずっと前に「学校と地域、はたまた医療や福祉機関、支援団体などは“進んで繋がらない”ことが必要なんじゃないか」と書いた。こういう図を見ると、その思いを強くする。すくなくとも漂流教室はこの輪から外れていたいなと考えてしまう。一方、ネットワークが必要との気持ちもあり、どう折り合いをつけるか。

■そういや、こんなものも見つけた。カタリバが経産省のワーキンググループで発表した資料。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shomu_ryutsu/kyoiku_innovation/manabi_jidoka_wg/pdf/001_s01_00.pdf

文科省が手放した「不登校ゼロ」が、いま経産省とカタリバのところにあったとは。フリネットを中心とした「多様な学び」を求める活動が頓挫し、宙に浮いた「オルタナティブスクールの公的認証」もここにある。

■無理やり学校へ行かせるのではない。学校以外でも学べるようにして不登校の概念をなくす。それが「不登校ゼロ」の意味だとカタリバは説明するだろう。

つまり、あれだ。学校と家とが分かれているから、学校に行かないという事態が起こるわけだ。これからの学校は全寮制。生徒は寝食を校内で過す。これで「不登校」は理論上有り得ないことになる。
 
しかし、いくら学校に囲い込んでも、部屋から出てこないのでは話にならない。やはりここは、毎朝教師が起こしてまわるしかないだろう。起床、点呼。時間はそうだな、朝6時が良い。早起きは健康の源だ。健康な精神は健康な肉体に宿る。当然、就寝時間も早い。これで、多くの家庭が悩んでいる昼夜逆転も解決だ。
 
学校では勉強だけを教えるのではない。3度の食事は自分たちで作る。片付けもそう。布団の上げ下げも自分たちで行う。さらに、農作業に木工金工。手に職をつけることすらできる。これこそまさに「生きた学習」「生きる力」というヤツだろう。各方面からの賞賛の声が聞こえてきそうだ。
 
マンガ、ゲームは一切禁止。これはお母さんたちの支持を得られるに違いない。
 
え? なに? そんな施設を知っている? 何をバカな。これは新しい学校の姿なんですよ。そこにはどれくらい入ってるのかって? そうだな。6・3・3制で12年ってとこかな。刑期は。

漂流教室を始めたばかりのころにこんなことを書いていた。学校に囲い込むか、世の中全部を「学校」で埋めるか。俺にはおなじものに思えて息苦しい。ゲーム規制条例やら家庭教育支援やらも加わって、一家そろって刑期を過ごすなんてことにならなきゃいいが。

イベント

■なんとか回復した息子達を保育園に預けてようやく仕事。そういえば学祭の時期ですね。私が学生の頃は遠足とか学校祭とかいつもとは違うイベント行事のある日が嫌いでした。今思い返すとなんであんなに嫌いだったんだろうと思うけど、やっぱり普段とは違う雰囲気が嫌いだったんだと思います。今はイベントがある日はわりと好きです。だから早く復活したい漂着宴会。そして率業式。

二人そろって

■月曜日に息子二人そろって発熱。二人仲良くお腹の風邪にかかったので、仕事を休んで二人のお世話をしてました。そして木曜日ようやく登園出来ると思って二人を預けて漂着についた直後再び保育園から発熱の電話があって振り出しに戻る。今週一週間何してた私。微熱君達のお世話です。

小旅行

■皆さんこんにちはボラスタの山川です

■この間の日曜日に小旅行で小樽へ行ってきました。この間訪問で行ったときにはビールを飲めなかったのでビールを飲みに行ってきました。非常に楽しかったですね。昼から合流した後にそのまま小樽直行してビール飲んで散歩してみたいな...中々自分の中では札幌市街から出るのは珍しくものすごく楽しかったです。

■そのまま札幌に戻ってきて居酒屋でまた酒を飲みそして2軒目で酒を飲みで酒ばかりの出る休日でした。非常に充実でした。沿おう言う休みが欲しいものだ。ではまた。