漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

小児科難民

◼️火曜日、訪問に出た直後保育園からお迎え要請の電話があり早退。お熱ですね。

◼️そのまま病院予約をしようとしたけどこの時既に午後の診察は終了。仕方なく深夜の診察を予約しようと準備をしてさてとスマホを手に取ったけど開始直後にも関わらず既に定員を超えて受付終了の表示が。あれ、夢?何これ、と思いながらとりあえずまだ熱覚ましはあるし、病院に行くのは明日に。

◼️39度近くあった熱は朝になっても下がらず、予定通り予約開始時間30分前から病院のホームページの前で待機。0秒を過ぎた瞬間ボタンを押すもまたしても定員オーバーの文字が。解せない気持ちのままとりあえずお兄ちゃんを保育園まで送って、次に探した病院に行くも「水曜日は完全予約制」、その次の病院は「休診」、その次の病院は「閉館」(ウソでしょ)、その次の病院はまた「完全予約制」、と全敗。朝から知り合いに聞きまくってようやく見つけた5件目の病院で診察を受けれることができました。結果はアデノウィルス。夏風邪ですね。

◼️熱のある息子を車に乗せて病院難民は朝からしんどかった。コロナ禍になってからというのも病院にかかるハードルが上がっている様な気がする。5件目の病院でも駐車場についてデカデカと玄関前に書かれた事前電話の文字に従い電話をしていたんだけど、その間も次々と帰らさせたであらう車の数に人ごとながら「あの人たちはここの病院を断られて一体どこの病院に行くんだろう…」と不安になりました。具合悪い子は減らない筈なのに、受け入れてくれる病院の門がここ数年狭すぎる。