漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

あとさき

■茂木さんのところも子供が風邪なのね。うちの赤ん坊が腹をくだして病院に連れて行ったときは、「ウイルス性のものじゃありません」って言われたんだけど、風邪ってウイルスだよな。ロタとかアデノとかRSとか、そういった名だたるウイルスではありませんという意味なんだろうけれど、はしょりすぎ。まあ、そんなことを言いながら保育園に電話したときはそのまま伝えたんだけどさ。

■そして「下の子」という表現もあらためて考えるとおもしろい。前妻、あるいは先妻と後妻なんて言い方をするわけで、先に生まれたから「先の子」、後から生まれたので「後の子」でもいい気がするけれど、上下、つまり年齢であらわす。そういや「上の学年」「下の学年」と言ったりもする。同時に存在する場合は上下で、同時に存在できない場合は前後なのかな。

■そう仮説を立ててみたが、調べたら新しい夫のことを「上夫(うわお)」ともいうらしい。「上→先」ではなく「上→後」。「上書き」の「上」なのかな。ちなみに後妻は「うわなり」というそうで、なぜだかこちらは「上」の漢字はつかわないようだ。平安から室町にかけて、先妻が衆を頼んで後妻を襲う「うわなり打ち」という風習があったとか。だからなのか、「うわなり」には「嫉妬」や「怨霊」という意味もある。

■そういや、後回しと言ったり先送りと言ったり、未来は後なのか先なのか。いやまあ、どうでもいいことなんだけどさ。こういうどうでもいいことを調べたり考えたりするのが楽しい。