■6日というより5日の夜に思い出す胆振東部地震だ。日誌を見返したら一日じゃ済まなかったことを改めて思い出した。四年前か。
■台風が来るというと思い出すのは2004年の大風が吹いた台風だ。これはまだはてなダイアリーになる前の日誌の9月8日なので、興味のある人はこの日誌のトップにあるリンクから見てください。災害記録としての漂流日誌。
■コロナについての記録にもなるのだろうな。懐かしい気持ちでそれを見返す日が来るのだろうか。全国的に少なくなり始めているけれど、どうせまた盛り上がって第8波になるのだろう。人数が多いのに初期よりもゆるゆるの対策しか取らないという矛盾の中で生きていかねばならない。自分がかかるのはいつかなあ、と震えて待つ感じ。
■そういえば、終末に対する感覚は核兵器が登場する前後で人類的に全く違うんじゃなかろうかと何かの折に考えた。終末の手触りがリアルになっているみたいな。ただそれはまだ「この世の終わり」みたいな、若干自分から距離をおいたものだろう。コロナウイルスの登場はその終末感覚を人類的にアップデートしていると感じる。世の中というレベルから「自分の終わり」を意識せねばならず、そのストレスへの適応を人は否応なく迫られているのではないか。
■まあ、こんなことを考えるのはこの国の様々な面での衰退が影響しているとは思う。明るい方向でものを考えることが年々難しくなっている。(水曜日)