■午後に合同教研の打ち合わせ。今回は完全にzoom開催であり、参加者は増えるだろうか。とりあえず、函館のフリースクールスマイルの庄司さんとは話してレポートをもらった。楽しみであることよ。
■夜、ごめんねギャバン絡みで久しぶりの宅飲み。たくさん料理を作って飲み食いしてもらうのは楽しい。そこで考えたこと。
■福祉にせよ教育にせよ就労することが支援制度の根幹にあるが、どんな人でも就労して生きていくわけではない。すべての人に必須である生活の営みは食事をすることだ。これはどんな障害があろうが生まれてから死ぬまで確実に毎日必要な営みだ。これこそを根幹に据えてあらゆる支援の制度を作ってみてはどうだろうか。
■ここで考えている食事は、食育のような道徳的なものとは全く違う。偏食も外食も全て肯定される。どのような手段で食事をとるかは、社会との繋がりを生み出す。これまでの就労支援も食事をするために金を稼ぐ手段の一つとして捉え直される。自炊や自然食至上主義みたいなものは食事をとることのごく一部として相対化される。
■食べたいものを自分で食べていくのは、実は年齢や生活と共に変化していく。誰と生きていくか、どんな仕事をするか、何歳になるか、どこに住むか、人生の中では環境の変化が必ず起こる。その変化に合わせて食事をとれるような下地を作ることは現行の就労支援よりもずっと大事ではなかろうか。
■ここまで書いていて、もう一つ欠かせないのは住環境と衣服だなあとも思う。ま、こういうことを考えている人は他にもいるのだろう。探してみようかのう。(月曜日)