漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

頭がいい定義

◼️皆さんこんにちはボラスタの山川です。

◼️今日の日誌は久しぶりに真面目な話をしようと思います。突然ですが皆さんが思う[頭がいい]ってなんだと思いますか? "頭が良くなりたい"と思う人って多いんですが、どこを切り取って"頭がいい"と思うか、勉強ができるのが頭が良いってことなのか、はたまた柔軟な考えができるから頭がいいってことなのか。

■この間利用者の子と話をしていた時、「俺頭良くなりたいんだよね」って言っていて、そこで疑問に思ったのは、"頭がいいってなんだろう"ということです。

■高校生の自分ならきっと「めっちゃわかる!」って言っていたと思うんですよね。でも大人になるにつれて、知識をつけるだけが頭の良さじゃないなって思ったんですよね。確かに知識をつけるのはすごい大事だと思うし必要だと思う。けど、そればかりしていてもあまり意味がなかったりもするのかなぁと。例に出すとコメンテーターがよく論破されてる切り抜き動画が最近youtubeに上がっていて、それを見て"論破=頭の良さ"みたいな、でもその人達が話してるのってそこじゃないんじゃない? って思ったりもする今日この頃でした。

◼️相手を論破するから頭がいいわけではなく、どんな無理難題を言われても相手を納得させる事ができるのが頭がいい、というか頭がきれる人なのかな。ちなみに山川が思う頭がいいなぁと感じる人は、短く簡潔に相手に物事を伝えられてそれを聞いた人が「なるほど」って腑に落ちる話のできる人です。ではまた。