漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ソピーロ

■目覚める直前に「許せアーマード太鼓」というフレーズが頭に思い浮かんで、瞼が開いた。何を意味しているのかまったくわからない。夢でもない。こういう脳の暴走みたいなものは観察できれば楽しいが(人の寝言とか)、自分がその渦中にいる時にはまったく楽しくない。

■脳の暴走というと仲間内でソピーロと名付けている現象がある。何気ないふとした拍子に、過去に自分がやらかした恥ずかしいことや嫌なことを思い出して「ああああ!」などと叫びだしたくなることがあるでしょう。あれです、ソピーロ。一人でいる時の方が起こりやすく、自分だと運転中に思い浮かんできてドアを叩いたりしている。ソピーロはエスペラントで「憧れ」とかを意味する単語だ。「ああだったら良かったのに!」と思っていることが多くて、その様をそう名付けたのかもしれない。これなんかは一人で振り返るのではなく、脳の暴走をみんなで取り出して眺めるということができて、渦中の楽しくなさを超えて遊びに昇華できる。

■こういう分析みたいなの、集まってやりたいねえ。(火曜日)