漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

テスト結果を活かせ

■登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク主催の夏の全国大会。2012年には札幌で開催して、まあまあずいぶん大変だったけれど、新しい知り合いもできたりで楽しかった。今年はオンライン開催で、告知を頼みたいとチラシが送られてきた。

■基調講演を務めるのはネットワークの代表理事でもある奥地さん。ここでも何度か記したように、奥地さんは東京シューレの性加害事件に深く関与している。先日、その責を取って東京シューレの理事を辞任したばかりだ。全国ネットが誰を代表に立てようと基調講演に採用しようとかまわない。ただ、宣伝するからにはこちらにも責任がある。東京シューレの性加害事件へのネットワークの見解、代表理事の処遇、基調講演についての見解の三点をメールで質した。

■返事はすぐ来たが、質問への答はなかった。これでは告知はできませんと返信して、この件は終わり。各所より意見が寄せられているそうなので、いまからでも遅くない、団体の公式見解を出した方がいいと思うけどね。

■7月19日の日誌で山田が書いているマラソンコースの惨状。北24条駅のとなりにある青果店は、日よけのひさしが景観にそぐわないだか、競技に支障があるだかと市役所に難癖をつけられ、外されてしまったという。オリンピックに関しては市長にも市役所にも(道知事も道庁にも)本当にうんざりしている。どこの職員なのか。市民のための役所じゃないのか。

■感染拡大の止まらない札幌。5月のテストマラソンでは対策が遅れよけいな被害を招いた。テストの見直しはしたんだろ? あのときの教訓を活かすのはいまですよ。中止だ中止。