■子供が公園で遊んでいる、家から出ないよう指導しろと学校に連絡が来るらしい。やれやれだ。ふだんは子供が外で遊ばないって嘆いているのにね。
■こういうことがあると、今回の一斉休校は実は登校とおなじラインに乗っているとはっきりわかる。「子供はしかるべき時間にしかるべき場所にいなくてはならない」。それが学校か家かの違いなだけだ。外れればおなじように叩かれる。
■なので、自宅学習の教材やらオンライン授業、学校代わりの子供たちの居場所紹介みたいな動きにもいまいち乗れない。意義はわかる。新型コロナウイルス騒動のあとも個人の学習環境向上に役立つはずだ。応援はしている。俺が参加しないというだけだ。だって、「子供はしかるべき時間にしかるべき場所にいなくてはならない」という理屈の上に成り立つ動きなんだもの。
■漂流教室はこれまでとおなじように活動している。フリースぺースも開けている。利用者は来ないが、それはそれでかまわない。来たい人が来たいときに来る。元からそういう場所だし、これからもそうだ。休むのも出かけるのも自分で考えて自分で決めたらいいよ。一斉休校なんて「休校圧力」に耐える必要はない。