漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

振り返る

■こんにちは、ボラスタ高橋です。

■相馬さんのフェイスブックに「頭でしかわかっていない」ということばにまつわる話が載っています。その記事を読んで思い出したのが、こちら。この記事も確かむかーし相馬さんが日誌で紹介していたと思います。
papuriko.hatenablog.com

■自分がこの記事を読んで身近に感じたのは、「自意識にファブリーズをする」ってところです。確かに人生生きてきて隠し事や蓋したいことなんて山のようにあるし、
それを確かめようなんてことはとてもじゃないけど難しい。でも自分と向き合わざるを得ないチャンスはあったはずなんですよね。

■「こんなのは自分じゃない」「こんなダメな部分が自分にあるはずがない」っていう自分を見ない自分の評価をすることで、ひとまずその場を収めるっていう根本解決を遠ざけるやりこめ方をファブリーズをするっていうのがとてもしっくりきました。

■自分を認めるっていうのは、どろどろのぐちゃぐちゃの内臓を見てみるってことで、それをどうにか遠ざけようとするのは仕方ないのかもしれませんが、でもいつかは確認しなきゃならないんですよね。その心持ちをどう用意するのかということについて、なんとなく相馬さんの話とつながりました。

■自分を客観で見るとそのままではなく、主観的に見たほうが本来の自分なんでしょうか。自分本来のいけ好かなさとおこがましいことを感じ取る感覚をなまくらにしてはいけないようにまた思いました。