■金曜の日誌の続き。好きなものの話で盛り上がるのは楽しい。時間を忘れて語り合って、高揚した気分で家に帰って、ごはんを食べてお風呂に入って、ぼんやりテレビを見ながら気づく。あれ? なんか疲れてるな。
■趣味トークの落とし穴「話しすぎ問題」。本当はそんなに話すつもりじゃなかったのに、盛り上がった雰囲気に流されて、思った以上に語ってしまった。言うつもりのなかったことまでついつい口にしてしまった。楽しかったのは間違いないけど、疲労と、若干の後悔が残る。
■ものすごく話が弾んで、満足そうに帰って行った子が、翌日から顔を見せなくなることがある。自己決定権という言葉がある。楽しくてつい話しすぎてしまったという状況は、自分で自分をコントロールできなかったということだ。子供にテーマや語る内容、レベルを選ぶ権利を与えていたろうか。いいだけ盛り上げて、よけいなことまで引っ張り出してしまわなかったか。趣味話は楽しいけれど、取扱いが難しい。加減はいまだわからない。