漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

あいみょんネタ

■毎週水曜日は学習支援で余市にスタッフを送迎している。道中、スタッフの最近聞いている曲をかけてもらうのだが、去年秋ごろからあいみょんがかかりだした。ぼーっと運転(いや、ちゃんとしてなきゃいけない)しながら聞いていたら、「辛いのは5対5で 嬉しいのも半分で 二人で一つになりたいのさ」(MIO)という歌詞が耳に入ってきた。

■色んな気持ちを2人で分け合えると楽だという歌詞なのだなあと思いつつ、この人数を変えていくとどうなるかなー、と考えてみたら、ちょっと面白くなった。五人で一つになるなら、戦隊もの特撮みたいな感じだ。うむ、一体感は増えるぞ。じゃあ、四十人で一つなら。学校の一クラス分くらい。これは何だか一体感を感じるのが難しくなりそうだぞ。一気に増やして千人で一つ、いや一万人で一つなら…うわあ、なんか一体感よりむしろ孤独感が出そうだ。でも、だからこそ逆にみんなと同じようになりたいと考えそう。

■どうも気持ちを分け合うというような、一体感を実感できる人数はどこかで区切りがあるようだ。でもそれは一人ずつ増やしていってもなんだかよくわからない。白と黒のグラデーションみたいなものだ。一体それはどこなんだろうねえ、と隣にいるスタッフに話してなんだかよくわからない話をしているおじさんになったところで、また別の歌詞が耳に入ってきて「あ!」と気づいたことがあったのだが、それはまた今度。(水曜日)