■秋晴れの気持ちのいい一日。なべて世はこともなし。
■講義の一環で漂流教室でボランティアをしていた大学生の実習期間が終わった。8月22日からおよそ三週間いた。こういう形のボランティアを受け入れたのは、実は初めて。一昨日ふり返りをしたのだけれど、いやー、難しいなあ。
■三週間しかいられない人に訪問はさせられない。漂着教室で子供たちの相手をしてもらった。最初こそぎこちなかったが、子供らにも受け入れられ、後半はずいぶん関係がよくなった。本人もリラックスしたのだと思う。子供がいるときと、いないとき、ON/OFFの切り替えができるようになった。
■だからこそ、もう少しいてもらいたかったと思う。課題にぶつかるのはここからだからだ。はためには関係がきずけたように見える。本人も手ごたえを感じている。そこにわずかに油断が生まれる。いくつか予兆が見えていたのだが、トラブルが起こる前に実習が終わってしまった。
■普段の活動でボランティアに注意することはあまりない。ここを直せという指摘もほぼしない。こういう考え方もあるんじゃないか、こういうやり方もできる、という話はする。そうやって時間をかけてなんとなく関係ができていく。しかし、実習生には期限がある。不備な点やこれから起こるだろうトラブル含め、現状での評価をせねばならぬ。慣れないことはやるもんじゃない。ダメ出ししたみたいでモヤモヤする。伝えたいのはそういうことじゃないんだけどな。
■実習に来た証に通信の作成を担当してもらうことにした。ふり返りへの返答ってことになるのかな。読んだ感想を送ろうか。