結構いいとこある

■昨日からずっと「スターダストボーイズ」が頭のなかで流れている。また観たいな「宇宙船サジタリウス」。山田が日誌に書いていたような気がして、検索したけど出てこなかった。はてなに移る前かな。

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いいアニメなんですよ。SFなんだけど、主人公たちは零細企業のサラリーマンで、金もない、先の見通しもない。夢はあるけど、現実は厳しい。そんななかせいいっぱい生きているって、なんだこれ。「アンヴィル」じゃないか。そうか、サジタリウスはアンヴィルだったのか。

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■主題歌も漂流教室のテーマ曲にしたいくらい好きなんだけど、ちょっと茂木さんに悪い気がする。スーパーマンじゃない、主役になれない、働かない、間に合わない。そんな歌詞だからなー。

■でも、この「じゃない」の連発がいかにもNPOという感じもする。NPOは既存の仕組みの「隙間」に手を伸ばす。新しいものは大概「じゃない」でしか説明できない。Aじゃないし、Bでもない。Cにもならないし、Dは違う。といってEにもならない…。NPOってそもそも「じゃない活動」なんだよね。NPOの「N」自体、「Nonprofit」の「N」だし。

■でまあ、結果、どこの集合にも入らない。わかりづらい上に、ないない尽くしで、うっかりすると否定ばかりしているように見える。理解を得るのが難しいゆえんだが、「だからといってダメじゃない」と「スターダストボーイズ」は歌ってくれるわけです。「結構いいとこあるんだぜ」と。そうだよ。結構いいとこあるんですよ。NPO全体のテーマソングにしてもいいかもな。

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