漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

襟裳まで

■こんにちは。帯広の寺沢です。

■先日、生まれて初めて襟裳岬へ行きました。本当は釣りへ行ったのですが「ここも釣れない」「ここも駄目だ」と南下している内に、襟裳岬に着いちゃったのですね。私はのほほんと助手席に座っているだけでした。襟裳岬は、思っていた数十倍良かったです。ものすごく期待しておりませんでした。すみません(誰に向けてなのか)

不登校になりたての頃、好んで行い続けたのが海釣りでした。釧路の海の側に住んでいて、通いやすかったのが大きいですね。手法は投げ釣りじゃなく、「テトラポット釣り」という、ゆるゆるのやつでした。やり方は、防波堤に腰掛けて、テトラポットの隙間に、つーっと糸を垂らし、魚がかかったら上げるだけ。これが結構釣れるもので、昼過ぎには、いつも数匹の魚を釣って帰ることができました。夕食には、釣れた魚がおかずになりました。釣ったばかりの魚は、煮魚でも刺身でも美味しかったです。

■今思うと、熱中した趣味というよりは、生活のパーツとして釣りをしていたような気がします。襟裳岬を見て「釣りはもう別にいいや」と思い、結局港めぐりをして帰って来たのでした。