漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ボードゲーム部やりましたよ

■みなさんこんにちは。ボランティアスタッフの高橋です。いかがお過ごしですか。この間ひっさびさにボードゲーム部を復活させました。告知がギリギリだったのであまり人が来ないかと思いましたが、なんとなんとたくさん来てくれました。ゲームもレクリエーション系を中心にわいわいと楽しめました。

■そういえば山田さんがこの前通信で「横暴編集長」というゲームを紹介していましたが、それに似たゲームで「私の世界の見方」というものもあります。こちらはお題となる文章の途中が虫食いになっており、自分の手札にある”虫食いに当てはめたら面白そうな言葉”を選んで出し、一番面白い人がポイント、というゲームです。お題は例えば「亡くなった父はアルコールが入るといつも《 》を熱く語る人だった」とあり、手札は「優しさ」「捏造された研究結果」「義理の兄」「わがままボディ」とあれば、この中から一番面白そうなものを出す、そして自分のカードが選ばれれば得点、という流れです。自分なら「捏造された研究結果」にしようかな。

■今までのレクリエーション系のゲームは、どうにか自分の感性で創造して、その創造性を他者に評価してもらうというものが主流でした。なので、”面白い””となる時は”その人の感性が面白い!”という場合がほとんどです。テレストレーションにせよ、ビッグアイディアにせよ、キャットアンドチョコレートにせよ。しかし「横暴編集長」や「私の世界の見方」はもうカード自体が面白くなっているので、「自分の感性が評価される」という気負いが少なくて済む分、とても気軽に楽しめるゲームに思えました。ちょっと興味湧いてきたので買ってみようかな。いや、漂流で買ってください。それではまた。