漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

折り合い

■台風が去って、道路には落ち葉と折れた木の枝が散乱している。昨日、帰り道のバス停がどれも邪魔にならないようきれいに倒れていたのは、強風対策で前もって倒しておいたのか。今朝にはすべて元に戻っていた。台風一過ですっきりと青空、というわけにはいかず、曇り空で気温も低い。台風が冬を引き寄せた。そんな感じ。

■茂木さんの日誌に書いてある漂着教室の模様替え。一部ですが動画があります。こんな感じで利用者と一緒に床を張り替えました。床が変わっただけなのになんか部屋が広くなったような気がする。不思議だ。

■クローバーの会に招かれて、10月25日(日)にパネリストとして登壇する。テーマは「ライフステージごとの支援とペアレントメンターの役割」。学齢期の課題について30分ほど話す。

■「学齢期の課題」とは言葉そのままに学校との関係についての課題だろう。前にも書いたかもしれないが、俺も小学1年、2年、4年は万引きをしたりクラスメイトを殴ったり妙に荒れていた。いま振り返ると、当時の担任は「みんなで一緒になにかをする」ことに重きをおいている人だった。反対に荒れてないときは、比較的個人主義な担任だったように思う。そういう「折り合いの悪さ」は誰しも経験しているのじゃないか。じゃあ、一体どうすればいいのか、という話をする予定。シンポジウムは誰でも参加できます。10時から札幌市教育文化会館の研修室305号です。資料もできて一安心。