漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

見守られるとつらい

■みなさんこんにちは。ボランティアスタッフの高橋です。

■実家の釧路はとても楽しかったです。根室サンマ祭りに行ったり、友人がイラストレーターになってたり、レストランのカルボナーラがおいしかったり、友人と政治の話で喧嘩したり、父が意外と適当な人だってわかったり、おばあちゃんが84歳だけど元気だったり、まぁなんなりありました。

■それで結局PS4を持って行って、リビングに置いてゲームをしていました。「destiny」というFPSのゲームで、まぁなんというか何の説明もないので、やっている人にやさしくないのです。地球で何者かに死んでいたところを生き返され、「敵が来たからその銃で撃て!」「飛行船を奪え!」「お前はガーディアンだから地球を救うのだ」みたいに言われるのですが、まーこれが説明しづらいんです。

■リビングでゲームをやっているので当然母や父がゲームをしているところを見て、「これどういうゲームなの?」と聞かれるのですが、説明しづらいしめんどくさいから「よくわかんない」と答え、「へーよくわかんないんだ」とよくわからないことをそのままにしてゲームをしているところを見られているとだんだん気持ち悪くて、気持ち悪いっていうか気持ちよくゲームができなくて、"やっぱり一人で部屋にこもってゲームするのが楽しいな"って思ってしまいました。

■ところで、やっていることに興味を持ってもらえる っていう経験は「うれしい」って思うことがほとんどだったのですが、今回に限ってはうっとおしかったです。親だからなのかな? 説明しなくてもいいし、うっとおしいって思って良いって思える関係だから安心してうっとおしがったのでしょうか。ちなみに母はまだ気になって「これどうなの、なんなの」と聞いていて、父は「そのゲーム難しいみたいだよ」と母に暗に"もう聞いてやるなよ"と諭していました。そのやりとりもうっとおしい。

■ボクは訪問に行ったことないのですが、そばにいてもいい存在になるってきっと大変だよなーってちらっと思ったっていう話でした。あと最近学校の授業を見に行ったのですが、衝撃を受けました。学校ってこんな感じだったっけかと。もっと学校の先生とお話ししたい。おわり。