■「体験の風をおこそう」というスローガンで、国立青少年教育振興機構が子供たちに色々な体験を薦めているが、街暮らしの体験が欠けているのはなぜか。成長すれば都会に出てくる田舎の子供たちに、都会でのバス・地下鉄の乗り方やデパートで見つけたいものをすぐ見つける方法、ネットの使い方なんかを体験させるといい。「すすきの青少年交流の家」を作るべし。
■ここを見てもらえれば、如何にそれが田舎暮らしや失われた生活習慣を懐かしむ大人の心から出来上がっているかよくわかる。世の中を作り上げている大人としては、なくなっているものを「体験」の名前で教えるよりも、我々が作ってきた最新モードの世の中のことを伝えるのが責務であろう。「スマホ禁止」とか言ってる場合じゃありませんぜ。(木曜日)