漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

同じ話を何度もすると

■昨日、北星余市高校の三年生を相手に例の失敗談を話してきた。面白おかしく自分の過去を話せばいいのかと思ってたら、進路決定のための講演だった。大学やめたとか仕事やめたとか、そんな内容でよかったのかな。まあ、人生どうにかなると感じてもらえばいいという点では目的に適ってるのか。

■以前、ダボハゼの会で同じ話をしたときは「軽はずみになる」という部分に食いついた人が多かった。今回は「短所を勝負札に変える」に反応した人が多かった。全部を同一に扱うのじゃなく、相手に合わせて項目に軽重をつけていいのかもしれない。もうちょっと丁寧に説明しないと分かりづらかったんじゃないだろうか。「短所で勝負する」ではなく「勝負札に変える」。そのためにはしばらく場を眺め、確かめる時間が要る。その時間稼ぎに長所を使う。「長所は入口用」とはそういうこと。

■せっかくだから、結論部分をメインに、もうちょっとブラッシュアップしてみようかと思った。同じ話を何度もすることで分かることもあるね。

■札幌に戻ってエルムライオンズクラブと打ち合わせ。二年振りにフリースクール交流会やります。女子プロサッカーチーム「ノルディーア北海道」によるサッカー教室。三年前にも開催して、とても好評でした。11月24日開催。日曜だけどがんばって参加してくれ。サッカーのあとはジンギスカンだし!

■そんで今日も余市へ行くんだぜ。訪問だ。帰ってきたら夜遅いから日誌も早めに書いちゃうぜ。