■8/25(日)は久しぶりに「子どもの姿を語る会」に参加した。前回から2年くらいと思ってたら4年ぶりだって。無沙汰をしました。
■ただ出るのではもったいないので、相談支援パートナーについて現在思うことをまとめて持って行った。相談支援パートナーの役割が定まっていないことはむしろ強み。教師やスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと活動範囲が少しずつかぶることで、お互いの手から漏れるものを掬うことができる。俺の中では木の枝のイメージ。小枝を打ち払って大きな枝だけにすると日当たりはいいかもしれないが、手を滑らせたら一番下まで落ちてしまう。小枝が重なり合って茂っていれば、ひとつ下の枝にひっかかって落っこちないかもしれない。
■また、組織のひとつとしての「異物」であることも重要だと思う。教師と同じになっては意味がない。それならもうひとり先生を雇えばいい。教師じゃない、スクールカウンセラーじゃない、「じゃない存在」。それがただ異物としてあるだけなら邪魔にされて終わりで、誰の協力も得られない。組織に組み込まれながら、組織から外れている。役割としての異物。そういう存在で居続けられるかどうか。
■そして一番大事なのが、別室登校でも家庭訪問でも、その生徒なりの学校生活だと考えること。週に一度、一時間の登校だって母校(在籍校)での学校生活に変わりはない。それを保障するのが相談支援パートナーの役割ではないか。
■小中高、専門学校、大学の教員に養護学校の先生、保護者に学童保育にフリースクールスタッフと、各種取り揃えておりますな会で刺激的だった。刑務所見学のレポートや、ちょっと偏見の目で見ていた「おやじの会」の取り組みなど、発表も面白い。月いちの例会にしたんだっけか。都合がついたらまた参加しよう。(8/29午後)