■ツルツル路面の渋滞で漂着教室に着くまで一時間半かかったり、中学校の生徒指導研修会で話をしたり、また東北で地震が起きたり、いろいろあった今日だけれど、別のことが心に重くのしかかってそれどころじゃない。
■自民党の西田昌司参議院議員がテレビ番組で「国民に主権があることがおかしい」と発言したそうだ(動画では未確認)。彼は自民党の改憲案起草者でもある。また、同じく自民党の片山さつき参議院議員はtwitterでこう発言している。
国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました!
https://twitter.com/katayama_s/status/276893074691604481
「私たちの基本的な考え」というのは「自民党の考え」と理解していいだろう。国民主権を否定し、基本的人権のもととなる天賦人権説を否定する。もう国会議員辞めちまえ。議員は国民から権利を託され国民の権利を守るためにいる。
■こんなことを掲げる党が次の選挙で議席の過半数を獲得するかもしれないのだという。そんな未来を考えたら気が重くなってもうぐったり。
■とりあえず自民党候補は全員落選させよう。彼らの否定する主権をしっかり行使しよう。
■でも、このトンデモ発言は「権利には義務が伴う」という考えの延長にある。だからこそ、この日誌でも折に触れそれは違うと言ってきたのだが。ふー…。まったくやれやれだぜ。