漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ブレイクが必要

■グルメな日誌を書きつづる若手会社経営者から、実績がよく分からないと言われている。サイトにちゃんと載せたりしないとな。

■低気圧なのか、中学校に行ってから若干体調が良くないので家に戻って休んだ。夜、精でも付けようと焼き肉。

■選挙が近くなってきまして、どこに投票したものか考える時期ですな。それにしても、自民党憲法改正案はひどい。結党以来ずっと温めていたのだろうな、というものをとうとう出してきたかと。「左翼は甘いことを言っても、本質は暴力革命を指向している」みたいなことを言う人がいますが、これは自分達がやりたいことを隠しているということを、本当は言いたくてたまらないからだと思う。今回、彼らが辛抱出来なくなったのか、今がチャンスと思ったのかわからないが、とうとうやりたいことを明確にしてきた。これには確実にノーを言わないと、これからの日本は今の中国や北朝鮮と変わらない、国民を抑圧する政府になるよ。

■それじゃ、他はどうなのかと言えば、「反原発脱原発」「反TPP」「減税・行政改革」「外交問題」「教育問題」といった話を、どう有権者好みの結末に仕立てあげるかに腐心しているだけで、正直どこが政権をとっても、政策を真摯に討論して進めるとは思えない。共産も社民も「自分、こう思うっす」というのをワガママに見えぬよう、語る余地があるかのように話すのみ。民主や維新に至っては、「自分、こう思うっす」も無く、雰囲気でおしまい。

■この国は、ちょっと鎖国でもしてブレイクを入れて、自分たちの行く末をゆっくり考える必要があるよ。あれも問題、これも問題、もっといい世の中をという合唱は飽き飽きだ。(27日)