■漂流教室立ち上げから2、3年を除いていわゆる専門書はほとんど読んで来なかった。理由は、周りに専門で学んでる人がたくさんいたので教わった方が効率がよかったことと、次々新規分野がからんできて(福祉とか貧困とか環境とか諸々)面倒だったことのふたつ。いや、ひとつなのか。結局どっちも面倒くさかったからってことか。
■でも10年経って、そろそろちゃんと学ぼうかなと思った。10年で自分なりのやり方、自分なりの知識はある程度形になった。ここらで外の知識ややり方を入れないとバランスが悪い。専門知識を礎に自分のやり方を築き、自分のやり方を糧に専門知識を咀嚼する。本当は一緒に進められたらいいんだけどね。そこまでの余裕がなかったということにしておく。
■10年のツケはでかくって、一体どこから読み始めたらいいのかボーゼンとするけれど、裏を返せばどこから始めてもいいということだ。まあでも古典からかな。それと専門誌。
■こういうとき図書館の存在はとてもありがたい。何を大事にしなきゃいけないって文化施設の維持こそ生活には重要なんだよ。うーん。やっぱり図書館をやりたいのかな俺。北海道ブックシェアリングに弟子入りするか。
■寒いので相談支援パートナーの仕事も漂着教室も来る人が少ない。人が少ないとなお寒い。訪問はいつもと変わらない。でもこっちは行く人が大変だね。ボランティアスタッフのみなさん、どうもありがとう。風邪ひかないように。