漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

6・6制または3・3・3・3制

■中学校はほとんど通わず高校から学校に行きだす子は結構いる。何が違うのか。本人の成長、高校の方が選択肢が広い、いろいろ理由は考えられるが、ふと、システムへの慣れなのじゃないかと考えた。

■教科担任制や定期テストなど、中学と高校はシステムが似てる。そして小学校と中学校は大きく違う。小学校から高校までの12年間は6・3・3で区切るのではなく、6・6で折り返すのがひょっとして実態に則してるのじゃないか。

■試しに6・6制で考えてみると、中学校の三年間は小学校低学年にあたる。児童会の役員になる、クラブ活動が始まる、この辺りは4年生になってからなことが多い。学習も4年生辺りから難しくなってくる。小学校低学年は先ず学校という未知のシステムを理解し、慣れるための時期だと言えないか。

■そして小学校から大きく仕組の変わる中学三年間も、やはりシステムに慣れる時期なのじゃないか。なのに、中学校で求められることは余りに多い。消化しきれず、やむなく休むということはないか。

■と、大雑把な考察なのだが、12年間を6・6で(または小学校低学年、高学年、中学、高校の3・3・3・3)で合わせ鏡のようにしてみると別な側面が見えるかもしれない、ということです。

■あー、でも、6・6制って中高一貫校か。あれ。ちょっと間違ったかな。でも、ここまで書いたからそのままUP!