■俺は蚊に喰われにくい体質なので無事。
■去年と今年のキャンプで最も大きな違いは部屋割りだろう。去年はスタッフと子供が同じ部屋に寝た。それを今年は別に分けた。意図したわけじゃない。ネイパル森に任せたらそうなってた。もっとも、こっちで部屋割りをしたら同じことが出来たか疑問だ。ついつい考えすぎて、やはりスタッフと相部屋にしたように思う。子供らのことを知らないからこそ出来た。共同事業の面白みはこういう乱暴なところにある。
■二日目の日暮山トレッキングは自転車で30分かけて山の麓まで行き、そこから30分かけて山道を歩く、というものだった。これもフリースクールが主催なら企画段階でためらう。自転車に乗れない子もいるし、乗っても30分走り続けた経験はまずない。そもそも身体を動かすこと自体そうない子もいる。気にかかることはいろいろある。ネイパル側からは随分過保護に見えたろう。
■個別の事情を鑑み、細かな配慮をもって接する一方で、何も知らない人の乱暴な関わりが効を奏することがある。両方揃うのが理想だが、後者はほとんど偶然に頼るしかないので、他人と接する機会を増やすくらいしか出来ない。イベントはそういう点では有効だ。イベントだけではダメだが、イベントが無いのも波風なくつまらない。
■とはいえ、もっと知っておいてもらわないと、と思う部分もある。今回のキャンプでいえば、不登校児童生徒のイメージが貧困だ。個別のことは知らなくとも概論は知っていて欲しい。これについちゃフリースクール側からの働きかけが必要か。
■この日誌でも以前から紹介している、「フリースクール等で子どもを育てる親の会」結成総会が9/17(木)18時より札幌自由が丘学園であります。子供の成長を考えたとき、どうしても必要な活動になるはずです。多数の参加をお待ちしています。
私たちは「すべての子どもたちが自分らしく生き、安心して学べる機会を得てほしい」と願っています。こうして、フリースクール等で過ごす子どもの保護者が中心となり「どの子も大切にされ幸せに育っていけることを願って活動していこう」と結成されたのが「フリースクール等で子どもを育てる親の会」です。
「フリースクール等で子どもを育てる親の会」では次のような活動を行います。
- 子どもを取り巻く問題について多くの人に理解していただくために
- 子どもの成長を願い、会員同士が力を合わせていくために
- 情報交換会、学習会、親睦会など
フリースクール等で過ごす子どもの成長と学びの充実を願う者同士が連携協力しあうことは、必ず大きな力になります。会員が増えると「フリースクール等で子どもを育てる親の会」の活動に幅ができ、より充実した活動に繋がります。是非、この機会にご入会いただけると幸いです。
■作成中のパンフから一部勝手に転載。こういう会です。よろしくお願いします。