漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

演奏デビュー

■午前中に1件訪問。高校物理と科学に悪戦苦闘。「漂流教室」の学習支援は、家庭教師のようにものではなく、分からなくとも一緒に考え、学ぶこと自体を学ぶといったスタイルなのだが、それにしても分からなすぎじゃないか。手がかり足がかりになる程度の知識は欲しい。理系科目を勉強する必要があるかな。

■訪問の帰り、動物園へ行く。昨年末に生まれた仔ライオンが目当てだったのだが、あんまり連れ出したものだから母ライオンが神経質になったとかで公開中止。クマ館もシロクマの出産が近づいてて一時閉館。改修してる施設も多く、折から雪も降り出して、ちょっとさみしい動物園だった。子年にちなんだ「世界のワイルドマウス展」でバッタくらいの小さいネズミを見て、名古屋からやってきたレッサーパンダを見て、ギターウルフのセイジのように足を広げてぶらさがってるオオコオモリを見て帰ってきた。一番のヒットは、吹き付ける雪の中、切り株のように地面にうずくまっていたミミズク。こげ茶の羽に粉雪のかかった姿がブッシュドノエルのようで、ちょっと美味しそうだった。

■打楽器に興味が出て、ボンゴをぽこぽこ叩き始めたのが去年の今ごろ。それから一年、なじみの飲み屋の新年会で演奏デビュー。でもボンゴじゃなくシェイカーで。練習した曲は出来て、しなかった曲は出来ないという当たり前な結果に終わった。後は他のグループの演奏に勝手に参加。他人と一緒にやるのは楽しいね。「漂着教室」でも何かしたいよなー。