漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

フリースクールとは

■今日はこれから茂木さんと山田と飲む。三人で飲むなんて何年ぶり。いや、ひょっとして初めて?

■札幌市がフリースクールへの光熱費補助を決めた。燃料費高騰の折、これはとてもありがたい。電気会社、ガス会社と直接契約ではなく、大家である星園の事務局に支払っているが問題ないか年明けに確認しよう。

www.city.sapporo.jp

■しかしフリースクールとはなんだろうか。いまさらながら、そんなことを考える。自民党千葉県連が「(仮称)千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例(案)」へのコメントを求めている。ここではフリースクールは「不登校児童生徒に対して学校以外の場における学習活動その他の教育機会の確保に関する活動を行う民間の団体又は個人」となっている。はて? そんな硬直したものだった?

■どうもこの案には千葉県のフリースクールネットワークも関わっているようで、とすればこの定義も当のフリースクールが了承したのだろう。フリースクールの役割は「県、市町村、学校、児童生徒の保護者その他の関係者と連携を図りながら、不登校児童生徒の状況に応じた学習活動等を行うよう努める」だそうだが、これじゃすっかり学校教育の下請け機関じゃないか。それでいいのか。コメントできるのは千葉県民だけなので、北海道には上陸しないでくれと願うばかりだ。

■と、年末年始も関係なく、いつもとおなじようなことを考えて日が過ぎていく。