漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

裏を返せば

■うーん、どうも体調がよくない。大事を取って、訪問1件を別の日に振り替えてもらい、早めに帰ってきた。市内の小学校ではインフルエンザで学年閉鎖の学校も出たそうだ。そんなものに罹っちゃ商売上がったりだ。予防が大事です。キウィをたくさん頂いたし、ビタミンとろう。

フィギュアスケートの五輪選考騒動について。何だかいつも同じことを言ってるが、本人がどうしたいのかがまるで見えない。「私が一番良い成績を出した。オリンピックだって誰にも負ける気はしない。それなのに年齢が理由で出場できないなんて納得できない。規則の改定を求める」と浅田選手が日本スケート連盟なり国際スケート連盟なりに抗議したのなら、頑張れと応援もするが、何の関係もない外野がワイワイ騒いでるだけでさ。そんなの知らねえや。

■もっとも、もし彼女がそういう行動に出たら、案外みんな支持しないんじゃないか。千葉すずの例もある。彼女はシドニー五輪の選考に不服を唱え、国際スポーツ仲裁裁判所に提訴した。当時、メディアは日本水泳連盟を散々に非難したが、同時に、千葉すずも「生意気だ」と相当に叩かれた。「ほめる人はけなす人」と前に書いたが、「応援する人は叩く人」でもある。どうせ今回もそうだろう。だいたい「規則を変える」「裁定をひっくり返す」なんてことを応援してくれるなら、世の中こんなに大変じゃねえんだよ。

■しかし、自分の勝手な期待を他人にかぶせて云々する人はどうにかならないのか。それで、自分の想像と違ったら叩く。スポーツ選手だけじゃなく、「子供」もそういう目に遭いがちだ。老人や障害者なんてのもそうで、それってペットと同じ扱いだろ、とこれも随分前に書いたな。

■とある学校の校長が一度会いたい(会ってもよい、かしら)とのこと。早速連絡をとらなくちゃ。