■まず『冥途』がある。毎日1、2編づつ読んで、もう少しで読み終わる。その下は『ニューヨーク・ニューヨーク』1巻。同性愛について真面目に取り組んだマンガ。両親にカミングアウトするところは、何度読んでも涙がにじむ。その下は『丸元淑生システム料理学』。料理の本を読むのは好きだな。
■その左横には、上から順に『かってに改蔵』24巻、橋本治『宗教なんかこわくない!』、上村一夫の『凍鶴』が積んである。反対側は、一番下に日本文学全集の森鷗外。何かのエッセイで鷗外の短編が紹介されていて、読みたくなって引っ張り出してきた。その上は間違えて2冊目を買ってしまった、吉野朔実『恋愛的瞬間』4巻。悔しいから読んだ。『完全版マッドメン』『東大式麻雀に勝つ考え方』がその上に重なる。井出洋介、最近は麻雀の大会でも見ない気がするが、どうしたのかな。
■さらにその横、上からポール・オースターの『リヴァイアサン』、『孔子暗黒伝』(『マッドメン』といい、諸星大二郎はつい読んでしまう)、赤塚不二夫の対談集『これでいいのだ。』。知人に貸そうと思って出してきて、そのまま自分が読んでいる。一番下が『ニューヨーク・ニューヨーク』の2巻。
■ざっとこれだけの本がベッドの上に散らばっていた。読み終わったのも途中なのもある。寝る前はたいてい本を読む。数冊を並行して読むクセのせいでこういうことになる。本と一緒に寝ている状態だ。書き出して気がついた。教育の本が一冊もないや。
■1件休みになって、訪問は2件。どちらも高校生だが、特に勧めたわけでもないのに、マンガの趣味が俺と似てきたのが面白い。福本伸行に丸尾末広か。いいぞ、その調子だ。