漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

穏やかさのためには

■あれ、今日から5月か。なんか感覚がズレている。

■天気も悪いので買い物に出ただけで、あとは家で過ごす。もらった糠ニシンを三平汁にする。事務仕事をしようかと思いつつ昼寝してしまった。穏やかな日。

■とはいえ穏やかさを保つには不断の努力が必要で、さて、そうのんびりもしてられません。

埋もれちゃうから後で

■うお、ここの日誌、忘れていた。ゴールデンウィーク入ったが夜勤明けの日だった。四月は終わり。

■この日のニュースを見返していたら、文科省スクールカウンセラー不登校を減らすような働きかけをしろと言っているとの記事が。埋もれちゃうから、次の自分の番に取り上げよう。(5/10)

死にトリ

■灰色の山に点々と色がつきだした。コブシの白、山桜の薄紅、若葉の萌黄色。全体が緑におおわれる前の、つかの間のこの状態が好きだ。

■東区のクマは石狩方面へ去ったようだが、今度は藻岩山に現れたそうだ。まだまだ気の抜けない日が続く。

■「死にトリ」というサイトを教えてもらった。「『死にたい』のトリセツ」で「死にトリ」。「死にたい」「もう生きていたくない」と思った人に向けたネットの居場所だ。チャットや掲示板、体験談に作品投稿のページ。「死にたい」分析。圧倒的なのは「こえサーチ」で、「『死にたい』の中身と対処法」「『死にたい』の理由」「必要とされる支援」など、死にたいほどつらい思いを抱える人たちの考えをアンケートであつめている。

■「死にたい」分析で「人生イージーモード」、「自分を基準に考えると、心にダメージのある人のことを想像したり、理解したりできずに、相手を傷つけることもあるかもしれませんので、注意したいものです」な俺は、「こえサーチ」の自由記述を眺めて、こんなこと考えてるのかとじわじわ自分にしみこませている。

■しかし、こんな大がかりなサイト、誰が運営しているのかと日記のページを開くと、あれ? この体裁のブログ前に見たことあるな。なんと、釧路の日置さんでした。へー、こんなことやってたのね。めんどくさくて読むのをやめたブログに10数年後にまた出会うの巻。

shinitori.net

ゴールデンウィークの漂流教室

ゴールデンウィークは4月30日(土)~5月9日(月)までお休みです。事務所の電話、メールはつながりませんので、急用のある方は山田、相馬まで直接ご連絡ください。

■訪問はご家庭とスタッフとで調整をお願いします。

■明日、4月29日は漂着教室を開けていますが、20歳以上限定の「大人デイ」とします。9時~18時まで山田、相馬がおりますので、ぶらっとお立ち寄りください。

ひどい国に住んでいる

◾️今年はライジングサンロックフェス実施するんだ。昨春は閉まっていたバッティングセンターもオープンしていた。いろんなものが解禁になって、でもこの時期の新規感染者数はコロナ流行以来もっとも多い。なにがなにやらわからない。わかるのは政府はもう対応する気がないってことだけだ。みんなそれは知っていて、どうせ自己責任なら好きに行動する。旅行にも飲みにも出るだろう。

◾️日経新聞によればコロナ予備費12兆円のうち、使途が追えるのは6.5%で、11兆円以上が具体的にどうつかわれたのかわからない。ひどい国に住んでいる。

◾️政府はヤングケアラーの「支援」を検討しているそうで、これまた意味がわからない。自助と家族主義を奨励し、介護施設の利用料を上げて年金で利用できる人を減らした。そりゃヤングケアラーは増えるだろう。「支援」はいいから解放しろ。根本の問題を解決する気はさらさらないのだ。検討から委託のあいだでどう使徒不明のお金を生むかは考えているかもしれないが。

◾️子ども食堂応援お手紙おじさんを締め上げとけばよかったのに。いや、いまからでもまだやれる。まずは参院選

中学校でも教えた

■月曜日のに書いたことは、水曜日も実証された。中学2年生の英語という、塾講師時代の遺産がフルに活かせる状況が、中学校の相談支援パートナーの時間であった。以前ならわからない様子を見ればすぐに教えていたものを、「ヒント欲しいならあげます」と話しかけるのすら戸惑ってしまった。

■もう一つ戸惑ったのは、声の大きさだ。初めてのクラスだったので自己紹介する時、塾の時に出していたような声が出なくなっていた。英語の先生の声は少し小さいなと思ったので、それよりは少し大きく、でも圧迫しないような大きさで出そう…なんて考えて話した。まあこれは、腹の立つ会議とかなら変わらず出るのはわかっているが。(木曜日)

読み

■みなさんこんにちはボラスタの山川です。

■この間まで寒い寒いと言っていたのにまさかこんなに暖かくなるとは思わなかったです。すごく散歩日和です。

■基本的に本は読まないのですが、本を片手に散歩でもして心地いい中で読書でもしてみたいなぁと思うんですがなんせ文字が追えないのです、追っていっても前のページで何を書いていたかなんのことが起こったかがごちゃごちゃになるので小説とか最後まで読めたためしがないです。[しおりを使うといい]なんて事を聞きますが、途中でどこかにやってしまって最終的にしおり無しで本を閉じてどこまで読んだか分からなくなってしまうんですよね。なんてこったい。マンガも読み方を知ったのは最近だしただアニメを観てからそのマンガを読むと頭の中に映像が浮かぶんです。声優の声までもが頭の中でしゃべっているところまでイメージができるので何とかそれで克服はしているんですが、まあ本が読めないのはどうしたものか

■おそらく今まで本などに触れあってきていなかったんだと思うなぁと、知人は本を読むのがものすごく好きな人で家に行くとたくさんの小説やマンガがあり「この小説おすすめだよ!」って教えてくれたり、でも最初に目を通すと頭の中で情報が入りまくってしまうため途中で読むのを諦めます。疲れもあるかもだけど。なんかいい本の読み方があったら教えてくれると幸いです。ではまた。