■こんにちは。帯広の寺沢です。
■先日、帯広ばんえい競馬場に行ってきました。といってもギャンブルには縁がないので、馬や人の観察や撮影が主です。併設された「とかちむら」を見たいということで、友人も一緒に行くことになりました。すると、「昔よく来たなあ」と競馬場を懐かしがるのです。あれ、ギャンブラーだったのかな? と意外に思ったのですが、話を聞くとちょっと違う様子です。
■彼は不登校繋がりの友人で、「昔」というのはその不登校だったころの話です。競馬場は入場料が100円。スペースはとても広いですし、食事やくつろげるスペースもあります。知らない人の中で一人のことも、友人と一緒のこともあったそうです。
■もちろん、競馬場が彼の家から歩いて行ける距離にあったというのがポイントですが、これは彼にとっての居場所の一つだったのではないかなと思うのです。一緒にいるお互いがお互いを気にしなくていい。私が通ったゲームセンターのような気楽さが、そこには確かにあるように感じられました。